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新しい美容医療としての美容外科・・・豊胸術の過去そして今、未来

新しい美容医療としての美容外科・・豊胸術の過去そして今、未来

 

 

 女性の柔らかで美しいバストラインは、男性からだけでなく同性からも魅力的で憧れるものです。そして年齢を問わず、体のシルエットとして大切なポイントとなるでしょう。大きさのだけではなく、出産・授乳・年齢などの影響によるバランスや形の崩れなども非常に気になるところです。それだけに自分の理想の形になれる方法があるなら・・・と誰しも一度ぐらいは考えたことがあるのではないでしょうか? 

 現在、胸を豊かにする方法としては大きく分け、人工のバッグを挿入する方法と自分の脂肪を注入する方法の通りが行なわれています。脂肪以外のヒアルロン酸などを注入している病院もあるようですが、安全なヒアルロン酸なら最終的に100%吸収され効果も一時的です。大体ヶ月から年以内と考えてください。それが何年ももつとか非吸収性のものと言うならば、非常に危険な方法であり、安全性を考えると専門医のいる病院・医師ならまず勧めることはないでしょう。 

 では、前者のバッグを挿入する方法と脂肪を注入する方法では、どちらが良いのでしょうか?当然どちらにもメリット・デメリットがあり、その選択は手術を希望される方の状態・改善したい部分・患者さんの体格などを総合的に判断しなければなりません。(両方の方法に対して十分な経験と技術を持った美容外科医であることが最低条件ではありますが・・・)反対に一方の方法だけを無条件強要し、他方に関しては否定するような説明であれば、医師の経験を疑ってみるべきかも知れません。 

 人工乳房バッグとしては、日本アメリカではコヒーシブジェルというシリコン製のバッグが、柔らかさと安全性の面から広く使用されています。生理食塩水の入ったバッグもありますが、感触の点で劣る、中の生理食塩水が少しづつ漏れてしまうなどであまり使われなくなりました。

実際のバッグの挿入は、東洋人の場合ワキのシワに沿って4~5センチの切開をして行うアプローチが最も傷が目立たない方法です。バッグを入れるスペース(大胸筋下、乳腺下など)・剥離範囲・バッグの形(円形、水滴形)などは、その方の望む大きさ・皮膚のタルミ状態・皮膚の厚さ・柔らかさ・乳腺の発達度・皮下脂肪の多さなどの様々な点から判断し、最終的に医師の経験から決定します。同様に、バッグの種類、大きさ、かたちも何十種類の中から選択します。やはり胸の形の美しさ、ボリュームの点では、バッグによる方法が優れているでしょう。 

 一方、脂肪注入法はどんな方に適しているのでしょう?基本的には、それ程はっきりした大きさ・形の変化を望まない方、どうしてもバッグを入れるということに抵抗のある方、おなか等の脂肪吸引を同時に望む方などです。例えば授乳後に、皮膚のタルミなどで胸の前の部分が窪んでしまったように見えたり、張りがなくなったりした場合、脂肪を入れてあげることで改善することができます。ただし自分の脂肪といっても、お腹から採取し選別して注入しますが、脂肪がすべて生着するのではなく、テクニックのある医師が行なっても50%近くは吸収されてしまうため注入量は多めにします。もともと脂肪の少ない方だと採取量が不足することもあります。最近は自分の幹細胞培養して脂肪とともに注入することで、生着率を上げる方法などが試されていますが、技術的に完成したとは言えないもので、宣伝に利用しているだけのクリニックもあるので注意しましょう。再生医療による豊胸が、実現するのはまだ先の未来のようです。どちらの方法があなたに適しているか、十分なカウンセリングを受けて、決定することが重要です

 

 

 
 
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